コンサルタント業務の中でも、WEBコンサルタントに求められるスキルとはどのようなものなのでしょうか。普通の営業職や他業種のコンサルタントとどのような点が違うのか、WEBコンサルティング営業を務めるにあたって必要になってくるスキルや、求められている人物像などを解説します。
WEBコンサルティング営業の業務をこなすためには、WEB業界のマーケティングに関する幅広い知識があることが求められます。また、自分が実際に作業をする訳ではありませんが、WEBページを作成するためのコーディングやシステムなどに対しての知識もある程度習得しておく必要があります。WEB業界の知識だけではなく、クライアントが属する業界の知識や流行、SEO対策や広告などに対する知識なども重要視されます。
他業種の営業職と同様に、Webコンサルティング営業は他者と関わる機会がとても多い仕事です。クライアントとの関係性だけではなく、自社内のメンバーやプロジェクトに関わる他社とも良好な関係性を作ることができるコミュニケーション能力が必要になってきます。単に人と仲良くなるという能力ではなく、クライアントに信頼してもらえるためのコミュニケーションの取り方が大切です。
WEBコンサルティング営業としてクライアントの希望を叶えるためには、要望や今後どうなっていきたいかのビジョンなどを丁寧に聞き取るヒアリング能力も重要です。先述したコミュニケーション能力にも通じることですが、クライアントからの信頼をしっかりと得た上で先方の課題や展望を聞くことが大切になってきます。コンサルタントとして戦略を組み立てるためには、クライアントが持っている要望をさらに深掘りしていくヒアリング能力が必須と言えるでしょう。
コンサルティングを担当する上で、様々なデータを参考にするのは当然のことながら、どのような理由でその数字になっているのかなどを分析することができなければ施策を考え出すことができません。データや資料を基に、クライアントが抱える課題や展望を解決できる論理的な分析と思考力が大切です。論理的な裏付けがあることで、クライアントに対しても説得力のある提案ができます。また、その論理的な思考を活かしたアイディアをどんどん打ち出せる発想力も必要です。日頃から様々な情報やノウハウを吸収して、発想力を鍛えましょう。
市場を調査したり、クライアントの業界について調べたり、データを分析したりなど、WEBコンサルティング営業の仕事において「情報収集」は欠かすことのできない要素といえます。他業界に比べても、WEB分野は移り変わりが激しく常に変化している業界です。流行や最先端のスキルに置いて行かれることのないように、いつも新しい情報を仕入れる意識を持っておくことが大切になってきます。
